整えことば

知りたい・やってみたい欲の整え方|インプット過多の時代に心を軽くする3つのヒント

SNSの普及で、知ること・学ぶこと・体験することが、いつでも手の届く時代になりました。

「物欲はないけど、知りたい欲は強い。」「モノはいらないけれど、新しい体験はどんどんしたい。」そう感じる人は多いと思います。

でも、気づけば頭の中が“情報”でいっぱいになっていませんか?

1. 「知りたい欲」は強くなりすぎるとちょっとしんどい

知りたいと思う気持ちは、とても健全なエネルギーです。その根っこには「成長したい」という生命力があります。学びたい。経験したい。挑戦したい。どれも素敵です。

けれど、その欲が大きくなりすぎると「もっと知りたい」「まだ知らない」が止まらなくなることがあります。

知ることが目的になり、行動より検索に時間を使ってしまう。そんな状態は、自分でも気づかないうちに心を少しずつ疲れさせてしまいます。

2. 「体験したい欲」は“次を探しすぎ”に気をつけたい

体験は世界を広げてくれます。でも、つねに“次の体験”を探していると、今の体験を味わえなくなってしまいます。旅をしながら次の行き先を探してしまったり、学びながら「次は何を学ぼう?」と焦ったり。

いっけん行動的に見えて、実は心が落ち着いていないサインです。本当の満足は「知る・やる」のあとに訪れる“感じる時間”から生まれます。

体験の数よりも、体験の質のほうが心を豊かにしてくれます。

3. インプットだけじゃ整わない。やっぱりアウトプットが大事

情報があふれる時代だからこそ、「知る」だけでなく「整える」ことが大切だと私は思っています。どれだけ知識や経験を増やしても、心の中で整理できていなければ、自信や安心にはつながりません。

だからこそ、
・知ったことを言葉にする
・学んだことを誰かに伝える
・感じたことを日々の選択に反映する

こうしたアウトプットが必要です。アウトプットは、知識や体験を“自分のものにする”ための行為です。

私自身も、「知る → 行動する → 体感する → できる」をくり返すたびに、外から得た知識が内側に積み重なり、知恵へと変わっていくのを感じてきました。そんな小さな積み重ねが、心をゆっくり整えてくれるのだと思います。

整えことば

知るだけで終わらせない。伝えて、動いて、心を整える。

 

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アラフィフふたりとうさぎ2匹暮らし。2LDKマンション暮らし。こころ・からだ・暮らしを整えたい人をサポート。講座・セッション、コミュニティ運営など。ウエブメディアでの執筆、掲載多数。