発信を整える

発信を嫌いになりかけた私が、もう一度味方にできた理由

発信していて、どこか苦しい。
戦略を学んだのに、なぜか売れない。
以前は楽しく発信していたはずなのに、楽しめなくなっている。

もしそんな感覚があるのなら、これはきっと他人事ではありません。

この記事では、発信を仕事にしながら違和感を抱えていた私が、なぜSNSの戦略をネガティブに捉えてしまったのか、そしてどのようにもう一度味方にできたのかを書いています。

読み終えたとき、戦略を増やす前に整えるべきものがあること、そして「売れない理由」が努力不足ではない可能性に気づけるかもしれません。

戦略を学び、それを仕事にしていた頃

5年前、私はSNSの戦略を学びました。発信の順番や導線の設計、売れる構造を知ることは純粋に楽しくて、自分の世界が広がる感覚がありました。やれば結果が出る、その手応えは確かで、戦略という仕組みに魅了されていたのだと思います。

3〜4年前には、それを仕事にしていました。インスタコンサルとして活動し、数字を見て改善し、成果が出ることを一緒に喜ぶ日々はやりがいがありました。あの頃の私は、本気で戦略を信じていましたし、間違っていたとも思っていません。

けれど、順調に見える日々の中で、言葉にしにくい小さな違和感が積み重なっていました。

純粋に楽しめなくなった違和感

あるとき気づいたのは、投稿を見る目が変わっていたことでした。「この人はここで売りたいのだろう」「この導線は計算されている」と、以前なら素直に楽しめていた発信を分析の対象として見るようになっていました。

それは他人だけでなく、自分の発信にも向けられました。正解や効率を優先し、届けたい想いよりも成果を先に考えるようになっていました。発信を続けるほど、苦しくなっていく感覚がありました。

戦略を知ったことで、私は純粋に発信を楽しむことができなくなっていったのです。

戦略をネガティブに捉えた理由

いつのまにか私は、発信することで自分を削っているような感覚になってきました。アルゴリズムを意識した投稿、感覚や届けたい気持ちよりも数字を優先する、その順番で使っていたからです。

戦略そのものが悪いのではなく、内側が定まらないまま外側だけを整えようとしていた、その順番の誤りが苦しさを生んでいました。

今の気づき

最近になって、ようやくはっきりと理解できました。私は戦略に振り回される側ではなく、戦略を使える側だったということを。

ただ、内側と外側の順番が整っていなかったのです。

内側が定まった状態で戦略を見ると、それは自分を縛るものではなく、意図を現実に落とすための強い道具になります。私を削るものではなく、拡張するものだったのだと気づきました。

そう気づいたとき、味方に変わりました。

これから

内側と戦略。どちらかが正解とは言えないし、どちらかを選ぶものでもありません。内側を整え、そのうえで構造設計を整える、その順番であれば収益は無理なく動きます。

発信しているのに売れない時、多くの場合は努力不足ではなくズレです。戦略が足りないのではなく、内側と戦略が一致していないだけです。

やることを増やし続けても動かないのなら、それは頑張りが足りないのではなく、順番が逆なのかもしれません。

私はこれから、内側と戦略を一致させる整えを軸に立ちます。強く押すわけではなく、けれど曖昧にもせず、ズレを見つけ、構造を整える、その立ち位置で、静かに進んでいきます。

ABOUT ME
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京都を拠点に、片づけ・暮らし・内面のサポートを行っています。空間だけでなく、思考や感情まで “まるごと整える” ことを大切にし、これまで多くのセッションや講座で、その人に寄り添った整えをお届けしてきました。「自分の感覚で選べる暮らし」をテーマに、講座・noteを通じて発信を行っています。