整理収納のヒント

あなたが負担に感じている「名もなき家事」を「整理収納」で楽にしよう

遊ぶ父と子と洗濯物のかごを持つ母

今日は11月22日。いい夫婦の日ですね。

Yahoo!トップニュースの『家事分担 夫婦間で認識に格差』というタイトルが目に留まりました。

内容は、いい夫婦の日を前に行われた調査によると、“家事の分担について夫と妻の認識に大きな差がある”というものでした。

「掃除・洗濯・料理」などの目に見えるわかりやすい家事以外の「名もなき家事」。この負担の大きさを夫が理解していないケースが多いようです。

わが家では、整理収納によって、片づけやすい仕組みを作ることで、私の「名もなき家事」の負担を減らすことができています。

家事を楽にする手段のひとつとして「整理収納」を強くオススメします。

ダイワハウスの「名もなき家事」30項目

「名もなき家事」という言葉を生んだ、ダイワハウスさんの30項目とは次のとおりです。

  1. 溜まったごみを捨てる
  2. アイロン掛けをする
  3. 食事の献立を考える
  4. ベッドや布団を整える
  5. 飲みっぱなしのグラスを片付ける
  6. 調味料を補充・交換する
  7. ごみを分類する
  8. 食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
  9. 食事の前に食卓を拭く
  10. トイレットペーパーがなくなったら買いに行く
  11. 手洗い場のタオルを取り換える
  12. 新聞・雑誌などをまとめて捨てる
  13. 脱ぎっぱなしの服をクローゼットやタンスにしまう
  14. クリーニングに出す、取りに行く
  15. 玄関の靴をそろえる
  16. 靴を磨く
  17. 町内やマンションの会合に出席する
  18. 郵便物をチェックする
  19. 子どもの食事を手伝う
  20. 子どもの送り迎えをする
  21. 子どもの学校の準備・子どもの勉強を見る
  22. ペット・植物の世話をする
  23. 使い切ったティッシュを取り換える
  24. 古くなった照明の交換
  25. ポストに入っていた不要なチラシを捨てる
  26. 朝カーテンを開け、夜カーテンを閉める
  27. 子どもと会話する
  28. 家電製品の選定・購入・設置する
  29. 朝刊・夕刊を取りに行く
  30. 使った道具を元の位置に片付ける

どれも「そうそう!あるある!」ってものばかりですよね。

ちなみにこの30項目のうち、わが家に該当する項目は22個です。

そのうち、主に私がする項目は6個、主に夫がする項目は1個、ふたりでする項目は15個でした。

▼個人での負担率は圧倒的に私のほうが大きいですが

わが家の家事分担の円グラフ画像

▼ふたりでする項目を含めると負担率が小さくなります。わが家の家事分担の円グラフ画像当然ですが、家族が協力してくれる項目が増えるほど、個人の負担が減りますよね。

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わが家では、整理収納によって夫が家事を手伝いやすいように工夫しています♪

整理収納が解決してくれる「名もなき家事」

ダイワハウスのホームページの名もなき家事ランキングを見ると、10位までに片づけに関するコトが4つも入っていました。

片づけに関するコトなら整理収納で解決できます。

「名もなき家事」みんなの声ご紹介(ダイワハウスのホームページへ)

整理収納で解決できるのは次の3つ。

整理収納で解決できるコト
  • 出しっぱなし
  • 「〇〇はどこ~?」
  • 消耗品などの在庫管理と補充

では、順番に解決方法をご紹介しますね。

出しっぱなし

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なぜ出しっぱなしになるのでしょう?

出しっぱなしは個人の性格もありますが、収納を工夫することで解決できることもあります。

片づけるのが面倒くさいなら、面倒くさくない場所に、簡単にしまえる工夫をしてみましょう。

出しっ放し対策
  • 服を脱ぎっぱなしにするなら、その場所にカゴを置いてみる
  • 使ったモノを元の場所に戻さないなら、収納場所を使う場所の近くにしたり、出し入れしやすい収納になるようにする

〇〇はどこ~?

ご主人や子どもに「〇〇はどこ?〇〇がないよ~」と聞かれる方は、次の2つに心当たりはありませんか?

  • そもそもモノの定位置が決まっていない
  • モノの定位置を家族で共有していない

全てのモノの定位置を決める

探しモノ・なくしモノ・出しっぱなしのモノのほとんどは定位置が決まっていないモノたちです。

定位置が決まれば、探しモノ・なくしモノ・出しっぱなしのモノはなくなります。

おまけに、片づけと掃除がとっても楽になります。

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家中の全てのモノの定位置を決めてあげましょう。

ただし、定位置は適当に決めてはいけません。よ~く考えて決めてくださいね。

使う場所から遠かったり、同時に使うモノがそれぞれ他の場所にしまわれていると、面倒くさがりの家族は片づけてくれないからです。

定位置を家族で共有する

定位置を決めたら、どこに何があるか、家族全員がわかるようにするための「ラベリング」がオススメです

ラベリングのメリットは次の3つです。

ラベリングのメリット
  • ひと目で中身がわかる
  • どこに戻すかわかる
  • 小さなお子様にもわかる(イラストや写真で表示)

また、一度決めた定位置は見直すことも大切です。

使っているうちに「やっぱりこれはこっちにしまったほうがいいかな。」ということも。

はじめは、貼りかえができるラベルやマスキングテープ(どちらも100均で買えます)を使うのがオススメです。

消耗品などの在庫管理と補充

ティッシュやトイレットペーパーの取り換えや、洗剤などの詰替えって地味~に面倒くさいですよね。

消耗品や調味料のストックがなくなって慌てて買いに行くのが嫌で、たくさんストックされている方もいらっしゃいます。

ストックは定位置にひと目でストックがわかるように収納することが大切です

そのうえで、家族で次のようなルールを決めてはいかがでしょうか。

  • なくなったら最後に使った人が補充する
  • なくなりそうだったら、それを買い物してくれている人に伝える

整理収納はどんな家事も楽にする

整理収納は、すべての家事の土台です。

3大家事と言われる「掃除・洗濯・料理」も「整理収納」ができていれば効率が上がり、確実に楽になります。

家事を楽にするためにもぜひ「整理収納」を見直してみてくださいね。

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アラフィフふたりとうさぎ2匹暮らしの40代。2LDKマンション暮らし。「空間」「心」「体」を整えたい人をサポート。コミュニティやイベントの主宰。ウエブメディアでの執筆、掲載多数。