食べ物の消費期限や賞味期限を気にする人は多いと思いますが、「化粧品」の使用期限を気にしたことはありますか？
もしかして全く気にしたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、化粧品にも期限があります。
期限の切れた化粧品を使っていると肌トラブルや目のトラブルの原因になる可能性も。
「捨てるのが苦手」「捨てるものがない」「何から捨てていいのかわからない」「まだ使えるのに捨てるなんてもったいない」という方は、「期限切れの化粧品」から整理してみませんか？
化粧品にも期限があります
私は普段はほとんどお化粧しません。
そのため、化粧品がほとんど減らず、何年も使い続けていました。
肌が丈夫な時には気づかないのですが、30代後半から原因不明の肌荒れに悩まされるように。
原因を調べて行くうちに、期限の切れた化粧品を使っていると、肌トラブルや目のトラブルが起こる可能性があることがわかりました。
- 何年も前の試供品がありませんか？
- 新作を買って、使いかけの化粧品を放置していませんか？
- なかなか減らず、使いかけの化粧品はありませんか？
- 高かったからもったいなくて捨てられない化粧品はありませんか？
自分は肌が丈夫だから大丈夫！という過信は危険です。
肌トラブルはある日（ある朝）突然起こるもの。
そうなってから後悔しないように、期限の過ぎたものは迷わず処分しましょう。
化粧品の使用期限ってどこに載ってるの？
実は日本国内でつくられた化粧品のほとんどは使用期限が表示されていません。
表示されていない理由は、薬機法（医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律）で “製造又は輸入後３年を超えて性状及び品質が安定なものは使用期限の表示を行わなくても差し支えない” とされているからです。
逆に、使用期限が３年未満の場合にはパッケージに表示されています。
化粧品の使用期限について
日本国内の化粧品の使用期限は、未開封で表示がない場合は３年間です。
海外の化粧品の場合は、パッケージにイラストで表示されています。
上の写真のように、ふたが開いた丸い容器のイラストの中に、「6M」「12M」などと書かれていて、この数字が開封後の使用期限です。例えば「12M」なら使用期限は開封後12ヵ月になります。
開封後は６ヶ月以内に使い切りましょう
開封後は、手や空気に触れることで酸化したり雑菌が繁殖する可能性があります。
なるべく早く使い切るのがベストです。
使用期限は化粧品によって違いますが、「ワンシーズン」を目安にするとわかりやすいかもしれません。
ただし、無添加化粧品は防腐剤などが入っていないので、なるべく早く使い切ってくださいね。
３ヶ月以内に使い切りたいもの
リキッドアイライナー、マスカラ
半年以内に使い切りたいもの
スキンケア化粧品（洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリーム）、日焼け止め、リキッドファンデーション、クリームアイシャドウ、クリームチーク、ペンシルアイライナー、口紅、グロス、リップクリーム
１年以内に使い切りたいもの
パウダーファンデーション、パウダーアイシャドウ、パウダーチーク、マニキュア
試供品は１年を目安に使いましょう
- 何年も前にもらった試供品がたくさんありませんか？
- 旅行に持っていこうと思っているならそれはいつですか？
試供品のパッケージは簡易なものもありますので、１年以内に使うことをおすすめします。
もらったらしまわずになるべく早めに使ってしまいましょう。
もちろん、開封後はすぐに使いきるようにしましょう。
ちなみに私は一度どこかにしまってしまうと存在を忘れてしまうので、目立つ場所に置いて、すぐに使います。
期限が切れていなくても気をつけて！
表示されている使用期限は、直射日光の当たらない場所で高温多湿を避けて保管した場合の期限です。
たとえ未使用でも、開封したら空気に触れて酸化が進みます。
また、使用後も保管場所や使い方によって劣化しやすくなることも。
色が変わった、分離している…などの見た目の変化や、においがおかしいと感じたら期限内でも処分しましょう。
まとめ
使用期限は捨てる判断のひとつにはなりますが、普段使っていない化粧品は、期限＋以下の３つの基準で判断しましょう。
- 見た目（分離や、変色はないか）
- 匂い（変な匂いがしないか）
- 使用感（使って刺激がないか）
「捨てるのが苦手」「もったいない」「捨て時がわからなかった」方も、使用期限や捨てる基準がはっきりしているものだと整理しやすいですよね。
整理には勢いも大切です。
読み終わったらすぐにパソコンを閉じて整理をはじめましょう！！
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