お盆に帰省した夜のことです。
クーラーで室温は快適なはずなのになかなか寝つけません。
すぐにピンときました。
原因はシーツとタオルケットの素材でした。
化学繊維の断捨離のきっかけ
30代半ばのある日、突然しっしんができました。
アレルギー検査ではいくつかの食べ物・ハウスダスト・花粉・金属などに反応することがわかりました。
ひどい時には全身にしっしんができて、そこから汁が出て「服にくっつく→固まる→動くとはがれる」の繰り返し。
着替えは一苦労、寝返りするたびに痛みで目が覚めました。
手にできた時にはペンを持つのも痛かったです
しっしんをきっかけに、少しでも肌への刺激を減らそうと、化学繊維など可能性あるものをどんどん処分しました。
機能的で低価格な化学繊維商品
化学繊維は石油などで科学的に合成・加工して作られた繊維(ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・アクリルなど)です。
化学繊維はしわになりにくくて、洗濯やお手入れが楽です。汗をかいてもすぐ乾く、触ると冷たく感じる、ストレッチ素材、保温力があるなど、機能的なうえに低価格なので、1枚も持っていないという人はいないかもしれません。
私も以前はインナーにヒートテックを着ていましたし、洋服の素材など気にせずに買っていました。
肌への刺激が強い化学繊維
化学繊維は、肌を乾燥させたり静電気を発生するので肌への刺激が強いそうです。
皮膚科では「肌が弱い人にはもってのほか」と言われました。
肌の強さは個人差があります。
今は大丈夫な人でも、私のようにある日突然 肌が荒れたりかゆくなるかもしれません。
肌が弱くなってからは、化学繊維が入っているかどうか、タグを見なくても肌が感じるようになりました。(ちなみにタグも化学繊維でできているので、すぐに切り取ります。)
直接 肌に触れるものから断捨離
しっしんの原因が化学繊維とは言い切れません。
でも、化学繊維と接触する部分がかゆくなるのは確か。
可能性がある下着や靴下など直接 肌に触れるものから処分しました。
着るとしっしんが悪化するのでためらわずに処分できました。
買い換える時には、天然素材(コットン・リネン・シルク)100%のものを探しました。
でも天然素材100%の下着や靴下ってなかなか売っていないし、やっと見つけた!と思ったらやたらお高い…。
レース付きは化学繊維なので×。見た目はあきらめました。
最終的に下着はお手頃価格の無印良品のオーガニックコットン100%に落ち着きました。(当時は服を着た時のシルエットが残念な感じだったけど、今はかなり改善されています!!)
残念なことにタイツやパンストの天然素材100%は無印良品では扱いがありません。
ネットショップでシルク100%のタイツとパンストを買っていますが…
庶民には高すぎます…
衣類や寝具のカバーも天然素材へ
下着と同時に衣類もどんどん処分しました。
新しく買う時には必ずタグを見て素材を確認します。
それまでは知らなかったけど、100%天然素材の服って少ないんですよね…。
そんな中、無印良品では、下着だけでなく衣類も天然素材を使っているものがたくさんあることがわかりました。
もともと無印良品好きなこともあって、いまや私の衣類の8割は無印良品です!
衣類だけでなく、直接肌に触れる寝具のカバーも天然素材を選んでいます。
この夏の暑さで、ニトリの“Nクール”などの接触冷感寝具が大人気!ですが、私は天然素材のリネン100%のシーツを愛用しています。
リネンの特徴は吸水性・速乾性・通気性。
Nクールと比較したことはありませんが、リネンもひんやりさらさらで気持ちよくて快適に眠れます。
タオルケットは綿100%のファブリックプラスのガーゼケットを愛用しています。
しっとりやわらかくて肌触りがよく、朝までしっかりくるまってぐっすり寝ることができます。
もう10年近く使っていますが洗うたびにふわふわになってきました♡
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断捨離で得られる「健康」
私の場合、化学繊維の断捨離は必要に迫られて…でした。
断捨離のきっかけも感じる効果も人それぞれですが「健康」も断捨離で得られる効果のひとつです。
健康に害を及ぼす「アレルギーのもと」「たばこ」「アルコール」「ストレス」など、断捨離してみませんか?
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