整理収納のヒント

「小物」収納のコツは「まとめる」「仕切る」そして「定位置」を決める

すっきり片付いた部屋の画像

家中にたくさんありすぎてなかなか片づかない「小物」。

今回はそんなちょっとやっかいな「小物」の収納のコツをご紹介します。

↓「小物」の収納の前に整理は終わっていますか?

「小物」が片づかない理由

小物が片づかず散らかってしまうのには2つの理由があります。

  • 小さなものが多く、形や大きさがバラバラだから
  • 片づける場所が決まっていないから

小さくて種類が多い小物。

そのまま引き出しに入れたり、収納ボックスに入れてもごちゃごちゃになって、どこに何があるのかわからなくなってしまうことがよくありますよね。

「小物」収納のコツは「まとめる」と「仕切る」

「小物」の収納のコツはずばり!「まとめる」と「仕切る」です。

まとめる

  • 同じカテゴリーのものをまとめる
  • 一緒に使うものをまとめる

同じカテゴリーのものをまとめる

同じカテゴリーのものとは「文房具」「裁縫グッズ」「薬」「工具」などのことです。

同じカテゴリーのものをまとめると、どれくらい持っているのかが一目でわかるので無駄買いや二度買いがなくなります。

わが家の小物収納の画像細々した小物を収納するなら引き出しが便利です。

ラベリングをしておけば、どこに何が入っているかも一目でわかります。

一緒に使うものをまとめる

例えばアイロン。アイロンとアイロン台は一緒に収納している方が多いと思います。

さらに、スプレーやほこりを取る粘着テープなども一緒に収納しておけば、わざわざ別の場所に取りに行かずにすみますよね。

一例として、わが家ではメルカリで売れたものを発送する時に使うものをセットにしています。

▼わが家の梱包セット

梱包グッズをセットにした収納の画像他にも例えば、玄関に「宅配セット(印鑑とボールペン)」、冷蔵庫に「朝食セット(バター・ジャム・ヨーグルト・シリアル・ハム・チーズ)」、食器棚に「来客用のお茶セット」、食卓に「カトラリーセット」など、ご家庭によっていろんなセットができます。

かごやボックスにまとめて入れておけば、使う時にはそれごと取り出して持ち運びもできて便利です。

仕切る

同じカテゴリーにまとめた「小物」は、その大きさや量に合った収納スペースや、引き出し・カゴなどの収納グッズに入れていきます。

でも、そのまま置いたり入れるだけではごちゃこちゃになってしまいますよね。

なので、収納場所や収納するものによって、小さく仕切ったり大きく仕切ったりします。

小さく仕切る

▼デスクの引き出し収納

わが家の文房具の収納の画像文房具の仕切りには無印良品や100均の整理トレーがおすすめ。

無印良品のトレーは、付属の仕切り板で入れるモノのサイズに合わせて仕切ることもできます。

▼電池・ライターなどの収納

わが家の小物収納の画像これはIKEAの収納ボックスです。

このように細かく仕切れるボックスは小さなものを収納しやすいです。

大きく仕切る

押入れなどの大きな空間は、カラーボックスやアルミラックなど、まずは棚で仕切ると使いやすくなります。

▼カラーボックスで仕切った収納

わが家の収納棚の画像▲わが家の廊下の収納です。

カラーボックスで仕切っています。裁縫道具、アイロン、布、ミシン 一緒に使うものをまとめて収納しています。

▼棚で大きく仕切って、収納グッズで小さく仕切る

わが家の収納棚の画像▲こちらもわが家の納戸の中です。以前の住まいで使っていた棚を再利用しました。

すべての小物に定位置を

はじめに書いたとおり、小物が家中に散らかってしまう理由のひとつは置き場所が決まっていないから。

「まとめる」と「仕切る」で、すべての小物の置き場所を作りましょう。

定位置が決ったら、必ず定位置に戻すようにすれば二度と散らかりません。

と言いたいところですが・・・

あなた
あなた
置き場所を決めたのに家族が片づけてくれません。

とお悩みの方、とっても多いです。

定位置を決めるポイント

置き場所を決めても、片づてもらえないのは、家族にとってはその場所が片づけやすい場所ではないからかもしれません。

  • 使う場所と片づける場所が離れている
  • 踏み台が必要
  • 取り出したりしまう時の動作の回数が多い
  • どこにもどしていいかわからない

使う場所の近くに収納する

使う場所の近くに使いたいものを収納しておけば、わざわざほかの部屋まで取りに行かなくていいですよね。

たとえば、子どもが小さいうちはリビングで遊んだり勉強することも。おもちゃや宿題を子供部屋から持って来たり片づけたりするのは子どもにとっては面倒かもしれませんが、リビングに収納スペースがあれば、片づけのハードルがぐんと下がります。

キッチンで使うもの、洗面所で使うもの、寝室で使うもの、リビングのソファーで使うもの…

どこに収納したらいいか、じっくりと見直してみてください。

思い込みで収納しているモノがあるかもしれません。

出し入れしやすい収納を考える

よく使うものほど、出し入れしやすい場所に収納しましょう。

毎日使うものは出しっ放し&見える収納がおすすめです。

鍵の収納の画像

みんながわかる収納を作る

収納グッズや引き出しに収納したら、中に何が入っているのか一目でわかるようにラベリングをしましょう。

ラべリングをしておけば、家族から「○○どこ~?」と聞かれることが減ります。

聞かれても「×××の△△にあるよ。」と言えば自分で取りに行ってもらえます。

「定位置」は時々見直しましょう

「小物」収納のコツは「まとめる」「仕切る」そしてすべてのモノの「定位置」を決めることです。

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「定位置」は出し入れしやすい場所にしましょう。

出し入れのしやすい場所は、出し入れをする人の背の高さ、家族構成、生活動線、ライフスタイルなどによってさまざまです。

わが家は10年以上ライフスタイルも家族構成も変わっていません。それでも、時々、思い込みがないかな~と探しています。そしていまだに見つかります。

収納ひとつで、驚くほど家事や片づけが楽になることもあります。

「必要なモノ」や「定位置」はずっと同じではありません。

ライフスタイルや家族構成の変化などによってどんどん変わっていきます。

年度の変わり目など、年に1度でもいいのでぜひ見直してみましょう!

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アラフィフふたりとうさぎ2匹暮らしの40代。2LDKマンション暮らし。「空間」「心」「体」を整えたい人をサポート。コミュニティやイベントの主宰。ウエブメディアでの執筆、掲載多数。