書類の収納に便利なグッズはいろんな種類があり、収納方法もたくさんあります。
色んな方法があると、逆にどうしたらいいか迷ってしまいますよね。
細かく分類したい方、見た目をよく収納したい方、ざっくり収納したい方…
今回、私がおすすめするのはシンプルな方法です。
出しっぱなしになりやすくて散らかりやすい書類。
一度がんばって片づけやすさを考えた収納方法を作ってしまえば、誰でも片づけられるようになります。
細かく分類するとどこに保管したのかわからなくなってしまう
出し入れの際のアクション数が多いと片づけるのが面倒になってしまう
↑思い当たる方はぜひ最後まで読んでくださいね。
収納を始める前に、まだ「整理」が終わっていない方はまず「整理」を終わらせましょう。
書類を収納するスペースを決めよう
まず、その書類を収納するスペースを決めておきましょう。
わが家では書類は全て1ヶ所にまとめて収納していますが、おうちの間取りや収納スペースはそれぞれですよね。
▼わが家の書類収納スペース
使い勝手を考えて、取扱説明書はリビングに、重要書類は押入れの奥に…など、使用する場所に収納したり、使用頻度によって収納場所を決めるのもOKです。
書類の収納に便利なグッズ
私がこれまで試してみて使いやすかった収納グッズや現在使っている収納グッズ、これから試してみたい収納グッズをご紹介します。
100均で買えるものもありますので、いくつか試してみて、あなた合った収納を探してみてくださいね。
クリアファイル
挟むだけのお手軽なクリアファイル。書類の一時的な保管や分類をする時に便利です。
※無印良品ホームページより
クリアホルダー
クリアホルダーには、差し替え式(中身を追加できるタイプ)と固定式のタイプがあります。追加したり順番を変えることが少ない書類を収納するなら、スリムに収納できる固定式がおすすめ。
穴をあけたくない書類の保管にもおすすめです。※無印良品ホームページより
ファイルボックス&個別フォルダー
ファイルボックスは単体でも使えますが、個別フォルダーと組み合わせると最強です!
個別フォルダーに挟んで、ファイルボックスに入れるだけなので出し入れしやすいですよね。
必要なフォルダーだけをすぐに取り出せたり、並べ替えたりできます。
※無印良品ホームページより
ドキュメントファイル
ジャバラ式のドキュメントファイルはサイズがバラバラな書類の保管に便利です。
パカッと広がるので出し入れしやすいですし、持ち運びにも便利です。
▼私も使っているドキュメントファイル
レター(書類)ケース
その名のとおり、郵便物やチラシやおたよりなどの一時的な保管に便利です。
段によって分類ができるので、必要な時に必要なモノがすぐに探せます。
ずっととっておく重要な書類の収納
重要な書類は穴をあけずに保管できるクリアホルダーがおすすめです。
めったに見ないので、出し入れのしやすさはあまり考えなくてOKです。
背表紙には必ずラべリングをしておきましょう。
一定期間とっておく書類の収納
保険・クレジットカード・銀行口座などに関する書類
保険の補償内容を確認したり、クレジットカードの利用可能枠を確認するなど、時々見たり出し入れすることがある書類の収納にもクリアホルダーがおすすめです。
固定式で10~20ポケットくらいのスリムなものが使いやすいです。
▼固定式のクリアホルダー
保険の保証内容の案内は1年に1度、クレジットカードの案内は数年に1度、新しいものが送られてきますので、差し替えて古いほうを処分しましょう。
給与明細・年末調整関係書類・年金証書・年金手帳など
パカッと広がるドキュメントファイルは出し入れもしやすく持ち運びに便利。
サイズがバラバラな給与明細などの保管にも便利です。
医療費の領収書
病院の領収書は、確定申告等の医療費控除や子ども医療費助成制度を利用する場合に必要です。
年に1度(または数ヶ月に1度)まとめて提出するので、失くさないことが大切です。
封筒でもクリアファイルでもドキュメントファイルでもレターケースでも空き箱でもOK。
なくさないことが大切なので、決めた場所に簡単に入れられる方法をおすすめします。
時々見ることがあるなら(病院の領収書はA5サイズが多いので)A5サイズのクリアホルダーがおすすめです。
取扱説明書の収納
取扱説明書は種類が多く、厚みやサイズがバラバラなのでファイリングしづらいですよね。
取扱説明書専用のファイルなら厚めの取扱説明書も入り、保証書・CD-ROMも一緒にすっきりとじられます。
また、SNSや収納本などでよく紹介されるのは、無印良品やニトリのファイルボックスを利用し、個別フォルダーでわける方法です。
使いやすさはもちろん見た目もすっきりで気持ちいいです。
私の場合は、なるべくお金をかけたくないので、家にあった無印用品のアルバム5冊セットの箱を再利用しています。
冊子になっているものはそのまま入れるだけ、ミニサイズや1枚ものはクリアファイルに挟んで入れるだけの簡単な収納です。
また、マンションの設備関係の取扱説明書は、家電などとは別にしてドキュメントファイルに収納しています。
収納を維持するために
書類がいろんな場所に散らかるのは置く場所が決まっていないからです。
郵便物・お子様が学校から持ち帰ってきたおたよりなどは、持ち帰った人に置いて(入れて)もらうスペースを決めておきましょう。
書類はすぐに片づけるのが理想ですが、そんな余裕がないのが現実ですよね。
「後でゆっくり見よう」「後で記入して提出しよう」「データ化してから処分しよう」という書類は、一時的に保管しておく場所を決めて、時間がある時に処理したりそれぞれの保管場所へ収納するのがおすすめです。
わが家でも一時保管場所を作っています。
▼100均の書類トレー+スタッキングラックを使った一時保管場所
1段目に未処理・保留の書類を、2段目にPDF化してから捨てる書類を入れています。時間がある時に、あるべき場所にとじたり、処理するようにしています。
3段目には税金などの納付書を入れています。
同じ種類をダブルクリップで挟んで入れるだけの楽々収納です。保存期間もラベリングしています。
まとめ
次の5つを意識して一度がんばって収納方法を作ってみましょう。
- 書類を一時的に置いて(入れて)おく場所を作る
- 全ての書類の収納場所を作る
- わかりやすい分類にする
- 出し入れしやすい収納にする
- 中身がわかるようにラベリングする
必ず誰でも片づけられるようになります!ぜひやってみてくださいね。